先物取引というとどんなイメージがありますか?リスク管理さえすれば商品先物取引は恐いものではありませんよ。
商品先物取引をはじめよう

商品先物取引との出会い

一本の電話
今まで、先物取引のこと等を全く知らなかった私が、どのような切っ掛けでこの世界に飛込んでしまったのでしょうか?それは、 1998年6月、突然会社にかかって来た某大手商品取引会社からの電話が切っ掛けでした。

こういった類いの勧誘の電話はよくかかって来るので、 はじめは全く相手にしていませんでした。それも、トウモロコシがどうだとか、金がどうだとか言ってるので、かなりあやしいと 思っていました。しかし、その営業マンがあまりにもシツコイのと、多少は投資というものに興味があったということもあり、 とりあえず会って話を聞くことにしました。

そういうわけで、営業マンと会うことになったのですが、何も知らないで行くとうまく言い包められてしまうと思ったので、その前にその会社の事と商品先物取引とはどんなものかを、インターネットで調べたのです。そしたら、その時点で商品先物取引にチョット興味をもってしまい、会うのが楽しみになってしまいました。

営業マンの説明
そして、いよいよ先物取引の営業マンと会う日がやってきました。向こうは、電話の人とその上司の2人でわざわざ東京から来ました。 近くのファミレスに入り、とりあえずは世間話からでした。相手の気分を楽にさせるための作戦でしょうね。

そして10分くらいそんな話を してから本題に。まずは、会社のアピールからはじまりました。とにかく大きな会社で安全な会社だということをアピールしてきました。私も 聞いたことがある会社でしたので、この時、少しは信用していいかなと思ってました。

次に、商品先物取引のしくみ等についての説明がありました。今考えてみると、商品先物取引の危険性は殆ど前面に出さず、良い事ばかり語っ ていましたね。かなり調子のいいようなことばっかり言っていたと思います。追証などの説明ももちろんありましたが、追証になることなど殆ど 無いというようなニュアンスでしたね。

商品先物取引についての説明が終った後、トウモロコシの話に移りました。新聞の切抜き等を使って、エルニーニョがどうのこうのとか言って、 絶対に
今がトウモロコシが買いだということを説明されました。それも、いかにも今が買う最大のチャンスだというニュアンスなのです。

そして、電卓をはじいて、今値段がいくらだから、このくらいまで上がるといく
らになるとかの計算をはじめました。こんなうまい話があるものか!と、その時は半信半疑でしたが、貯金の他に何かあったら自由に使おうと思って 別に貯めてたお金が少しあったので、騙されたと思って試しにやってみることにしたのです。今考えてみると、なんと恐ろしいことをやっていたのか とゾッとします。

ところが、一番最初が大事なので、もっと買った方が良いと言ってくるのです。前の顧客は500万契約してもらったとか、すぐ手仕舞いすれば 大丈夫だからとか言ってきたのですが、ちゃんとした貯金にまでは手をつけないと決めていたので、そこは、これ以上は無いとハッキリ言いました。 もしあの時、すべてのお金を注込んでいたら大変なことになっていたでしょう。

買付け
そして、お金を振り込んですぐに、言われるがままに全額15枚分のトウモロコシを買付けることになりました(今考えると恐ろしいことを・・・)。 この時は絶対に儲かるものだと思っていたので、ワクワクしながら、儲かったら何買おうかとか考えながら毎日インターネットで値段を見てました。

しかし、世の中そんなに甘くはありませんでした。徐々に値段は下がっていき、1週間で追証ラインまで下がってしまったではないですか・・・

やられた!と思いました。よく調べもせずに、言われるがままにした自分がバカだったと思い、今ならまだ資金の半分が無くなるだけなのでもう 止めるつもりで、担当の人に電話を入れました。

両建て
そしたら、今度は担当者ではなく支店長が出てきて、これから担当がその支店長になるというのです。今考えてみるとこれも作戦だったのでしょう が、確かに普通の会社であれば支店長ともなると、信頼のおける人というのが普通でしょう。私も少し安心したところがありました。しかし、 それは地獄への第二段階だったのです。

それでその支店長は、ここは反対の売りも作って両建てをすれば、間違いなく損を取戻せるので、新たに現在建玉してる額と同額の資金を用意す るように言われました。そんなバカな!と思いました。契約時に、あれだけ最初の資金が大事だから資産全部でも出した方がいいと言っていたの に・・・

契約時に全資産を出してしまった人は今ごろどうなってしまったのだろうと思いました。建玉してる額と同額の資金は無いことはなかった のですが、これはちょっとあやしいのではないかと思い、そんなには無いと言ったら、資金は多い方がいいので、ある分だけ用意するように言わ れました。

私もこのまま損をするのも嫌だったし、仕方なく、自由に使うつもりだった残りのお金を用意し、もうこれが最後と思い両建てしました。 そしてその水準でのもみ合いがしばらく続き、両建てを外すタイミングを待ちました。

暴落
両建てから約2週間後くらいに、支店長に電話をしたら、トウモロコシは豊作が確定したので、全て売りにして勝負に出た方がいいと言ってきまし た。もうこのお金は捨てたつもりになっていたので、どうにでもなれと思って了解し、売り勝負にでました。

その時点で、資金は半分になって いました。それから少しの間、その水準でもみ合いました。そしてある日、いつものように今日もあまりかわってないだろうなと思いながら、イン ターネットで値段を見てみると、なんと!大幅安になってるではありませんか!そこからは、落ちるのが早かったです。見事に暴落し、損した分 は取り返してしまったどころか儲かってしまったのです。

しかし、利食いながら枚数を増やしていくやり方がどう考えても、手数料稼ぎとしか思えないようなやり方だったので、お金を取り戻したから といっても、この支店長を全く信用はしていませんでした。

決別
今度は儲かったら儲かったで利益分をまた全て投資させようとしてきます。とにかくお金を寝せておこうとはしないのです。この手に乗ると 結局最後は損して終わってしまうのでしょうね。

さすがにアホな私でもここまでくると全てお見通しになってきました(遅すぎる・・・)。全建玉をを手仕舞って全金額を口座に振り込んでくれるように頼みました。ところが、その要求にはなかなか応じてくれません。いろんなこと言いながら必死に引き止めてきます。

長い時間電話で話したのですが、終いには、「こんなに儲けさせてやったのに儲かったらそれで終わりですか?それは人の道に外れてるんじゃないんですか?」とか言ってくるんです。ハァ?って感じです。もう話にならないですよね・・・

結局その場は、建玉だけを外してお金は残しておいたですが、後日その会社のネット取引に移行しました。当然その後、別の会社のネット取引に移行しました。これで長いようで短かったこの商品先物取引の会社と別れることができました。

私はこのようにして商品先物取引の世界に足を踏み入れました。今ではいい思い出になっていますが、ひとつ間違えると地獄に落ちるところでした。本当に運がよかっただけなのです。何でもそうですが、甘い誘惑には気をつけましょう。世の中そんなに甘くはありませんから。

※わからない用語がございましたらこちらでお調べ下さい。


 

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